喜友名の石獅子群(市指定有形民俗文化財)


喜友名は、集落全体が碁盤の形の様に規則正しく区画整理された古き時代の計画集落のひとつです。

そこには、あたかも集落を取り囲むように石彫りのシーサー(獅子像)があり、部落や屋敷内に他から厄や忌み嫌われるものが入らないようにと置かれています。シーサーは七体あり、集落の東外れに一体、南外れに四体、西外れに一体、北外れに一体置かれています。

それらは威厳にみちた立ち構えやユーモラスな顔つきをしたもの、普通の穴だらけの山石と見間違えるものなど、表情豊かなシーサーたちが集落を守っています。